【海外展開事例集 vol.5】「阿波踊り」を世界の共通言語に（創作舞踊集団寶船様）

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プロモーション

2020.4.6

「海外展開事例集」vol.5公開！

これまでジャパンプロモーション運営のイベントにご出展いただいた方々にインタビューを敢行し、皆様が実際に目の当たりにされた世界各国のリアクションや、その後のご活躍について貴重なお話を伺う「海外展開事例集」シリーズ。

シリーズ5回目となる本項では、創作舞踊集団寶船様に、各国のステージに立つ際の心構えや、日本の伝統を未来に繋げる熱い意気込みについて伺いました。

≪過去の記事はこちら≫
●vol.1「ご当地キャラとSNSを組み合わせたPR戦略で観光誘客に成功！（須崎市元気創造課有澤聡明様）」
●vol.2「現地の反応が何よりの収穫！たくさんの気付きを得たJapan Expo Paris出展（九州経済連合会重吉二憲様）」
●vol.3「海外出展経験が“おやべメルヘンパーティー”開催のきっかけに（富山県小矢部市観光振興課船見幸広様）」
●vol.4「海外出展で地元の魅力を再発見現場対応力のアップも大きな武器に（栃木市役所総合政策部小林博己様）」

≪現在の活動について≫

従来の型にとらわれない多彩なフィールドで表現の可能性を追求

Japan Expo Parisではイベント内最大となる「ICHIGOステージ」で約1万5000人のファンを魅了

Japan Expo Parisのステージ出演は毎年大きな反響をいただき、現在では1年の1/3が海外での公演です。国内での評価が上がったことは勿論、ステージを実際に観た方がファンになってくださったことをきっかけに、その方の母国のイベントに招致されるなど、新たなフィールドがどんどん拡大するのを感じます。
ドイツやスペイン、フィリピンをはじめ海外の学校での公演・ワークショップや、国内のフェス・クラブイベントへの出演、DJとのコラボレーションなどにも積極的に取り組むなか、来年以降も各国からたくさんのオファーをいただいています。これまで世界38都市をツアーで回ってきた経験を活かし、従来の型にとらわれない「阿波踊り」のエキサイティングな魅力を世界中に広めていきたいと思っています。

≪アドバイス・今後の目標≫

「日本の伝統」で終わらせないために

ゴールに向かい常に全力を尽くす彼らの姿は、世界中多くの人々の支持を集めている

寶船として全大陸で単独公演を行い、「阿波踊り」を世界の人々にもっと知ってもらうこと、つまり単なる日本の伝統芸能としてだけでなく、「空手（KARATE）」や「ラーメン（RAMEN）」のように、世界中で身近に親しまれる日本文化のひとつとして深く定着させることが私たちの目標です。私たちのパフォーマンスをきっかけに阿波踊りに興味を持った人々が、自分たちで踊ってみたり、より深めるために団体を立ち上げたり… そんなムーヴメントを世界中で起こしていきたいと思っています。もし、そういった団体が私たちのサポートを必要とするのであれば、いつでも相談に乗りますし、国内外問わず指導にも行くつもりです。
また、このゴールを達成するためには、パフォーマンス技術を上げることは勿論ですが、その時々に必要とされる営業ノウハウをきちんと見極め、常に人々に好かれる愛嬌やコミュニケーションに創意工夫を凝らし、世界中の人と本当の友達になろうという気持ちを持つことも非常に大切だと思います。

≪成功のノウハウ≫

【出展前】
●国内のイベント出演ほか、単独公演や全国ツアーなどを行う。
●国内の中学・高校や企業パーティでパフォーマンスを披露。
●テレビ東京「セサミストリート」（2007）ほか、メディア出演。

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【サポート・工夫】
●各国の挨拶や流行りの若者言葉をリサーチし、演目に取り入れた。
●運営スタッフが皆ファミリーのように仲が良く、ステージング環境にまつわるサポートもしっかりしているので、いつも安心してステージに立つことができる。

★Point★
各国の流行を、現地の通訳スタッフからヒアリングし、パフォーマンスに生かす。
安定したステージサポートのおかげで常に安心して本番に臨める。

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【成果】
●Japan Expo Parisのステージを観てファンになった方から故郷（イタリア）のイベントに招待された。
●国内でも評判が上がり、今では年間300回以上のステージ公演を実施している。
●世界38都市をツアーでまわり、称賛を浴びる。来年以降も世界中から多数のオファー。

★Point★
Japan Expo Parisのステージ出演をきっかけに他国のイベントへのチャンスをつかむ。
海外でのパフォーマンスが反響を呼び、国内外からオファー殺到。

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【その後】
●国内外のジャパンイベントへの出演依頼が増えた。
●「空間装飾」という本来志していた分野にも活動が広がった。
●現地での手応えを踏まえ、フランスでの活動は長い目で継続していく構え。

★Point★
目指したい表現に近づくと同時に、新たな出会いや可能性にも積極的に挑むことで活動の幅が大きく広がっている。

創作舞踊集団寶船様、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました！
続くvol.6では、各国のステージに立ち、世界に通用する日本の美を追求し続ける「和」アート集団KIRIE様に、海外イベント期間中の現地での動きや、多様化しているという近年のプロジェクトの様子について伺います。

◎お話を伺った人：創作舞踊集団寶船様

【ご出展いただいたイベント】
Japan Expo Paris「WABI SABI」（2015〜2019）
MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL（2016・2018）
JapAniManga Night「彌A-MA-NE」（2018）
ADIHEX「雅 MIYABI」（2019)

●創作舞踊集団寶船ホームページ＞＞＞https://takarabune.org/
●創作舞踊集団寶船 Twitter＞＞＞https://twitter.com/Takarabune_info
●創作舞踊集団寶船 Facebook＞＞＞https://www.facebook.com/Takarabune.official

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