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井上恵子さん（右）。Japan Expo Paris 2019「WABI SABI」にて

2020年10月、フランス・パリにて開催されるアートフェア「Salon Art Shopping Paris」に出展するクレイアーティストの井上恵子（いのうえ・けいこ）さん。その活躍ぶりが国内外のメディアで報道され、現在大きな反響を呼んでいます。

世界の舞台で活躍する日本人クレイアーティスト

樹脂粘土を使った一点一点手作りの色鮮やかなアイテムは海外でも大人気

2018年のJapAniManga Night「彌A-MA-NE」（スイス）、2019年のJapan Expo Paris「WABI SABI」（フランス）と2年連続でヨーロッパ各地のジャパンイベントへ参画を果たした井上さん。Japan Expo Parisではおよそ4000人を収容するステージの巨大スクリーンに作品が写し出され大々的に紹介されるなど、一つひとつ手作りで作られる色鮮やかな樹脂粘土工芸作品は各国で高い注目を集めています。

ステージに自ら登壇し、多くの観客に向けて作品をPRした井上さん（Japan Expo Paris 2019・YUZUステージにて）

パリのアートフェア出展が各国で大きな話題に

そしてこのたび、井上さんの故郷である宮崎県の地元紙に「Salon Art Shopping Paris」出展に関する記事が掲載されると、続いて同ニュースは地元テレビ番組、そして全国ニュースでも紹介され、さらには国際放送「NHK WORLD」にも取り上げられるなど、世界的な話題へと発展しました。

2020年9月7日放送のNHK WORLD「NEWSLINE」より（画像をクリックするとオフィシャルサイトより実際のニュース映像をご覧いただけます）

国内外の充実したメディアプロモーションにより新たなファン獲得も実現

また一連の報道による反響はこれだけに留まらず、井上さんのInstagramアカウントには「NHK WORLD」を見たというアメリカ在住の日本ファンから「ぜひ作品を購入したい！」と連絡があったといいます。

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女性ならではの繊細で優しい表現を目指し、「練る」「こねる」「のばす」「丸める」「引っぱる」と様々な作業を重ねながら世界にただ一つの作品を生み出し続ける井上さん。

「Salon Art Shopping Paris」では、趣向の異なる3つの額作品を出展予定。日本的な美しさを樹脂粘土で表情豊かに表した「桜」や、モノクロ表現の限界に挑んだ「ウイルス」など、既存の枠組みにとらわれることなくクレイアートの可能性を追求する井上さんの、さらなる活躍から目が離せません。

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