台北101から見た台北市内
台湾は、「日本熱」が最も高い国の一つ。
2016年の台湾交通部観光局の調べによると、台湾の人口あたり5人に1人が、年に一度は日本に訪れていると言われています。これは他国と比較してもきわめて高い比率で、たとえば韓国は10人に1人、また中国は200人に1人にとどまっています。
とくに、2010年ごろから日本企業の台湾進出が急増した影響から、和食、ファッション、ポップカルチャーなどの文化コンテンツ、ITサービスや家電などの日本製品は、今や台湾の人々の生活になくてはならないほどに溶け込み、愛用されています。
ジャパンブランドに対する信頼が篤く、世界有数の親日国である台湾は、アジア全域への事業展開における第一の重点地域となっています。
宮崎駿監督映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなった街、九份
台北市には、中華民国最大の国立博物館、故宮博物院という大きな見どころも
活気みなぎる饒河街夜市。何度でも訪れたい台北市のグルメスポット
「台北國際動漫節」は、世界中のアニメーション、漫画、ファッション、ゲーム、ITなどの最新テクノロジーが集結する、アジア最大級のポップカルチャーの一大祭典です。
本年2018年度は、2月1日(木)~5日(月)の5日間にわたって開催され、台湾のみならず、香港、中国大陸、ほかアジア諸国から、40万人もの人々が訪れました。
何といっても、一番の人気は日本のコンテンツ。日本館「ICHIBAN JAPAN」では、ステージや各ブースも大いに盛り上がりをみせ、パビリオン来場者数は前年比152%増を記録。会期前から事後まで、多数の現地メディアで報道されました。
【主な掲載メディア】
NOWnews(1月15日付)/中央通訊社(1月17日付)/NOWnews(1月25日付)/新浪新聞(1月26日付)/ETtoday(1月30日付)/フォーカス台湾(2月1日付)※日本語記事/中国時報(2月1日付)/NOWnews(2月1日付)/中央通訊社(2月1日付)/NOWnews(2月1日付)/NewTalk(2月2日付)/青年日報(2月2日付)/中国時報(2月6日付)/工商時報(2日6日付)/中国時報(2月6日付)/中国時報(2月6日付)/中国時報(2月6日付)/中天TV(2月6日付)/工商時報(2月6日付)/台北ナビ(2月8日付)※日本語記事
入場を待つ人々の長蛇の列
日本館のメインステージはつねに満場
世界中を熱狂させる、あの日本のキャラクターも、もちろんおなじみ!
日本のご当地キャラクターの行くところ、シャッター音が止まらない!
今、台湾は空前のキャラクターブーム。
2017年には、熊本県の「くまモン」が、また2016年には千葉県船橋市の「ふなっしー」が、この台北國際動漫節に参加したことでも、一躍話題となりました。
ジャパンプロモーションでは、主催の「動漫出版同業協進会」の招聘を受けて、このたび初の参画に至り、国内外で人気を誇るご当地キャラクターを選出、各自治体と地域の魅力発信のための取り組みをサポートしました。
今回選ばせていただいたキャラクターは、積極的なアジア市場への展開を視野に、インバウンド事業に取り組んでいる地域の5組です。
高知県須崎市の「しんじょう君」、静岡県浜松市の「家康くん」、大阪府枚方市樟葉商店街の「みっけちゃん」、栃木県栃木市の「とち介」、徳島県那賀町の「ゆずがっぱ」という、すでにパリやロンドンなどで成功を収めているメジャー揃いの顔ぶれで、ステージショーや観光PRなど、各キャラクターとも会場中で大躍進をみせました。
大阪府枚方市樟葉商店街「みっけちゃん」&高知県須崎市「しんじょう君」。あまりの白熱ぶりに大混雑
栃木県栃木市「とち介」の特製サンバイザー姿の人々が会場中に
徳島県那賀町「ゆずがっぱ」。ステージ後のファンサービスも秀逸!
台湾美女のハートもがっちり掴んだ静岡県浜松市「家康くん」。浜松の魅力を知り、訪日に意欲
別枠で参加していた茨城県の「ハッスル黄門」(左から2番目)様と遭遇。これをご縁にみんな大親友に
開会式、テープカットの瞬間。キャラクター左から、台北國際動漫節の「漫寶(マンバオ)」、タイガーエアの「クロロ」、高知県須崎市の「しんじょう君」、台北市の「熊讚ブラボー」
初日の開会式では、台北國際動漫節の「漫寶(マンバオ)」、アジアを代表する航空会社タイガーエアの「クロロ」、台北市の「熊讚ブラボー」ら台湾の公式キャラクターとともに、須崎市のしんじょう君がメインキャストを務めたこともあって、日本のご当地キャラクターたちが一身に注目を集めての幕開けとなりました。
高知県須崎市「しんじょう君」と台北市「熊讚ブラボー」、友好の握手を交わす
日本館のメインステージでは、アイドルグループのライブや、有名アニメ声優のトークショーなどの盛り上がりもさることながら、ご当地キャラクターの愛らしい連携プレーによる合同ショーや、各地域紹介のコーナーが、連日、多くの熱狂的ファンを呼び寄せました。
記念撮影スポットとしても人気だったミニステージも大盛況で、多くのファンから写真やハグを求められるなど、笑顔あふれる歓待を受けることとなりました。
また、視察に来られていた「日本ご当地キャラクター協会」会長の荒川深冊氏も、激励のお言葉を掛けてくださり、もはやそのボルテージは最高潮に。
全国各地のキャラクターを束ねる「日本ご当地キャラクター協会」会長の荒川氏、台湾でのインバウンド活動を激励
大興奮の客席!
ステージ終了後も、すっかり魅了された来場者がブースに訪れ、さらなる交流が続きます。
「日本にこんな素敵なスポットがあるなんて知らなかった!」と、観光パンフレットを何枚も持ち帰る方、試食コーナーで初めての味わいに驚き、その美味しさを噛みしめる方、日本文化について熱心に質問を寄せる方など、さまざまな反響がみられました。
栃木市ブース。とち介サンバイザー人気に加え、PR映像や観光名所パネルなどが来場者を大いに惹きつけた
みっけちゃん、ブース前で樟葉商店街の魅力をアピール
徳島県那賀町の特産、木頭ゆず製品の試食コーナー。日本食への関心も高い
須崎市産の醤油やカツオの試食も大好評
浜松市のブース。多くの人が観光パンフレットに大きな興味を示し、熱心な質問を寄せる来場者も
日本への関心を問うアンケートにも、大変積極的にご協力いただきました
会場で新しくファンになった何百人もの方々が、各キャラクターのSNSのフォロワーになってくれたことも、大きな収穫。ソーシャルネットワークならではの有機的なつながりが、日本各地のブランド力を高め、新たな魅力が発掘されるなど、あらゆる発展の形が期待されます。
各地域とも、多数のSNSフォロワーを獲得。須崎市に至っては、なんと700人以上もの成果!
スマートフォンでQRコードを読み取り、SNSにアクセスする来場者
そして、くしくも、会期終了後の翌日深夜に、台湾で大きな地震が発生しました。
今回参加した5組もSNSを通じて、いち早く台湾の人々にエールを送り、続々フォロワーによって「#台湾加油(台湾がんばれ/がんばろう)」がツイートされるなど、両国の強い絆が実感されました。
>>テックインサイト(2月7日付)
>>産経新聞(2月12日付)
「台北國際動漫節」は、日本独自のご当地キャラクター文化を通じた地域発信や、アジアを拠点としたインバンド誘客などの今後の展望、そして日本と台湾の親交において、他には求められないほどの重要なステージ。
来年2019年度、日本各地の魅力発信に向けて、一層のパビリオン充実化を図ってまいります。
どうぞご期待ください。
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