西崎純氏個展 会期初日の様子
ジャパンプロモーションでは、2019年9月より、日本を代表する“ロイヤルミュージアム”として知られる東京・上野の森美術館を舞台に、世界中で活躍する日本人アーティストの個展をプロデュースしています。
>>>上野の森美術館個展2019年9月[前期] 開催レポート
>>>上野の森美術館個展2019年9月[後期] 開催レポート
2020年1月の会期では、3名のアーティストによる個性豊かな絵画展を実施。前・後期あわせて約1週間の会期で計2,600人以上の来場者が訪れ、キャンバスに描き出された壮大な物語を堪能しました。
国籍・世代問わず多くの来場者が西崎氏の世界観に魅了された
1月18日(土)よりスタートしたのは、奈良県在住の画家・西崎純氏による個展。高潔でありながらもミステリアスな独特の美しさを湛えた人物画を数多く制作し、国内外に多くのファンを持つ西崎氏は、その作風から「世紀末のウィーンで活躍したエゴン・シーレのように、人間の内面をえぐり出すようにして描く画家」とも称され、注目を集めてきました。
描くことを通じて己の生きざまを伝えるという西崎氏。館内に展示された60点にも及ぶ作品群は、様々な角度から観る者の心の奥深くに問いかけ、その残酷なほどに美しく、崇高な世界観で人々をたちどころに魅了しました。
広々とした会場には1、2階あわせて全60点の作品を展示
会期初日には西崎氏本人によるギャラリートークも
気に入った作品を撮影する来場者の姿も多く見られた
会場では西崎氏自身が出演した映像作品も公開され注目を集めた
・西崎さんの描く人物の「うつろな視線」(どこを見つめ、何を思っているのだろう)が印象的でした。色遣いも素敵に思いました。
・包帯を使ったもの、ハサミを貼り付けたものなど、予想外の作品もありすっかり魅せられております。
・唯一無二のアーティストである彼女の作品世界を心ゆくまで堪能できました。「見つめている」、そんな感覚をいつも覚えます。どこかで会ったことがあるような、そんな不思議な魅了を感じます。
・作品のなかの人物を見ながら、先生ご本人は、この絵に向かいながら何を想っていたのだろうと気になりました。性別を感じさせない、“人”として人間を捉え、絵に閉じ込めているところも素敵です。
・今日この会場に居られる幸せを感じています。贅沢な時間と空間をありがとうございます。
・照明や、一つひとつの作品の見せ方も面白く、楽しめました。映像作品も神秘的で良かったです。
・メランコリックな女性の表情に魅せられました。西崎純という作家は未知であり、今日初めて接したので作品の前で何度も、数十分も足を止めて魅了されました。
・いくつかの絵は、もうそこに魂が入っているような感じがしました。
・すべて素晴らしかったです。また体力が戻られたら画家のご活動再開を望みます。ご回復を心よりお祈り申し上げます。
・感想は、書けません(色々ありすぎて)。見た時の迫力が凄すぎて書ききれない。どう伝えれば良いのか…。
寒空の下、4日間の会期を通じて合計1,600人以上の来場者に恵まれた
遠方から駆け付けた西崎氏のファンの皆様は勿論、本展を通じて初めて作品と出会った方々からも沢山の反響をいただくなど、本展は大盛況のうちに幕を下ろしました。
ジャパンプロモーションでは、日本人アーティストの皆様の国内外さまざまな場でのご活躍を力強くサポートすべく、企画から運営、制作、PR業務まで、幅広い取り組みを続けてまいります。
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