様々なコンテンツを通じて日本・東京の魅力を紹介
ジャパンプロモーションは、10月31日(水)~11月2日(金)の3日間、フランス・パリで開催された「Tokyo Days in Paris 2020年、東京で会いましょう!」にて、東京オリンピック・パラリンピックPRイベントの運営をサポートしました。
本プロジェクトは、2024年オリンピック・パラリンピック大会開催都市であるパリにおいて、パリ市民や世界中から訪れる観光客をターゲットに、イベントブースを設置し、パネル展示やステージイベントを通じて東京2020大会及び開催都市東京の魅力を発信する目的で実施された東京都及び公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会主催の公式事業です。
東京の魅力を紹介する壁面展示
アスリートの身体能力の高さを実感できる等身大パネル
東京2020大会公式マスコットの「ミライトワ」(左)と「ソメイティ」(右)
フォーラム・デ・アール外観(LE FORUM DES HALLES公式HPより)
舞台となったフォーラム・デ・アールは、1979年、旧中央市場の跡地に建てられ、2016年に大規模なリニューアルで注目を集めた巨大ショッピングモール。150軒の商業施設のほか、コンセルヴァトワール(音楽・演劇学院)やメディアテークなど公共の文化施設、有名ブラッスリーやレストランなども複数テナントを構え、年間を通じて人の流れが絶えることのない話題のスポットです。多くのメトロやRERの複数路線が乗り入れ、パリ最大級の利用客数を誇るレ・アール駅から直結していることもあり、朝から晩までパリ市民のみならず多くの観光客が行き交います。
毎日多くの人々で混雑する人気のモールで
東京で生まれた名品も多数紹介
フォーラム中央の広々としたパティオ(中庭)部分では、ジャパンプロモーションがプロデュースしたコンテンツを含む多数のステージ、ワークショップが3日間を通じて実施されました。切り絵や組み紐、書道、箏・三味線の演奏など、日本文化の真髄を伝えるパフォーマンスから、最新のデジタルアートを体感できる特別ステージまで、様々な演目が披露され、日本・東京の魅力を大々的にアピールしました。
大会開催を祝う華やかな書道パフォーマンス
パリの中心地に響き渡る箏の音色
迫真の三味線パフォーマンスも注目を集めた
初めて目にする日本の組み紐に、老若男女問わず興味津々
目の前でどんどん出来上がっていく切り絵パフォーマンスに大盛り上がりの会場
なかでも2012年にパリで行われた「第21回世界空手道選手権大会」での優勝経験を持つ空手家・宇佐美里香氏による演舞のステージにはひと際多くの観客が詰めかけ、世界一の技に目を輝かせました。フランスの空手連盟に所属する子どもたちもステージに集結し、宇佐美氏と共に型を披露。会場は大きな拍手に包まれました。
世界的空手家・宇佐美氏、集まった観客と一緒に
大迫力の演舞は会場を圧倒
ワークショップスペースでは日本を代表する玩具・けん玉が人気を呼び、家族連れを中心に多くの人々が笑顔で遊びに興じる風景が見られました。
世界の中でも日本がトップを走り続ける「水素エネルギー発電技術」を紹介するミニカーを使った水素実験や、東京2020大会パラリンピックの正式種目「ボッチャ」を体験できるワークショップなど目新しいコンテンツも人気を集め、ワークショップスペースは常に100人近い観衆で賑わいました。
フランス人の心を掴んだけん玉
エネルギーの未来を体感できる水素実験コーナー
ルールが似ていることから、「地上のカーリング」とも呼ばれるボッチャ
公式ピンバッヂを配布し、2年後の大会開催をPR
iPhoneと連動し、東京の暮らしを仮想体験できるVRコーナーも大きな注目を集めました。また、ステージ観覧者、ワークショップ体験者に向けて配布された東京2020大会オリジナルグッズのうち、ピンバッヂ18,000個はすべてが来場者の手に渡り、そのほかのグッズも多くが品薄状態となりました。
東京の街並みや名物グルメが目の前に浮かび上がり、まるで実際に訪れたかのような体験が出来るVRコーナー
オフィシャルグッズも多数展示
桜に見立てたメッセージボードには多くの来場者が言葉を寄せた
スピーチを行う小池百合子都知事
最終日の11月2日(金)には東京都知事の小池百合子氏が2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部長の遠藤利明氏、パリの副市長Patrick Klugman氏らとともに視察に訪れました。
小池都知事はけん玉のワークショップや宇佐美氏による空手演舞を鑑賞し、また日本ならではの逸品が揃う「Tokyo Omiyage Project」を視察したあと、ステージに登壇し、集まった観衆と日仏のメディアに向けて、東京2020大会と開催都市・東京を力強くPRしました。
各国で活躍中のけん玉プレーヤー指導の下、都知事もけん玉を体験
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終日人波が途絶えることのない好立地で実施されたこのたびのプロモーションは、東京2020大会と日本・東京に対するパリ市民、そして世界各国の理解と関心を高める試みとして大きな実績を挙げたと言えるでしょう。
ジャパンプロモーションでは今後も、日本の文化と関連産業の魅力を世界に向けて発信する取り組みを続けてまいります。