2023年「WABI SABI」パビリオン エントランス
今年も会えたね!
完全復活を果たした「第22回ジャパンエキスポ」
昨年、コロナ禍による3年の空白期間を乗り越え、再開された、ヨーロッパ最大のジャパンイベント「Japan Expo Paris」。22回目を迎えた今年は、日本からの出展者も過去最高を記録し、国境が再び開かれた時代に完全復活を果たしました。4日間にわたって会場に押し寄せたのは、約25万5千人の日本ファン。過去最高だった昨年の来場者数をさらに上回る人々が、開催地フランスのみならず、ヨーロッパ中から駆けつけました。アニメ・ゲームだけでなく、日本ならではのアートや工芸品、伝統的なパフォーマンス、食、武道など、多彩な日本の文化を丸ごと楽しめることが、数あるジャパンイベントの中でも「Japan Expo Paris」を特別なものにしています。1年に1度の熱気あふれるお祭りの様子を、振り返っていきましょう。
最寄り駅は、会場に向かう人で溢れます
入場を待つ、人、人、人!
今回のテーマは「無垢」。
“本物の日本文化”を世界に発信する
パビリオン「WABI SABI」」
今年はどんな出会いがあるでしょうか?
一般社団法人ジャパンプロモーションでは、「Japan Expo Paris」内で最大(1,500m²)となる日本の伝統・地域文化を伝えるパビリオン「WABI SABI」を運営。11回目を迎える今年は、「心新たに、混じりけない日本の文化を伝えたい」という思いで、90組にのぼる出展ブースおよび20組の出演グループの皆さんと共に、多様な日本のアート・工芸品・パフォーマンスで来場者をお迎え。300人近い関係者が日本から現地に渡航し、パビリオンを盛り上げました。
他では出会えない作品1つ1つに、興味津々
パビリオン全体の会計は、中央会計ブースで。4列体制でお迎えします!
1年ぶりにパリにやってきたパビリオン「WABI SABI」には、今年もここでしか見つけられないユニークな逸品を求めて、ファンが詰めかけました。「日本」に思い描くイメージや求める価値は、来場者によって様々。着物や折り紙、書道といった日本らしい伝統的なモチーフのアイテムから、”Kawaii”のセンスが光る商品まで、幅広いジャンルのものを手に取っていただきました。
リピーターの多さも当パビリオンの特徴の一つ。「去年のあのアーティスト、今年はどこにいるの?」と聞かれることもしばしばです。直接会って、会話し、想いを伝えられるイベントだからこそ生まれる、特別なつながりです。
弊法人ECサイト「WABI SABI STORE」もポップアップブースを展開
同じものを「素敵」と思う心が、作り手と来場者をつなぎます
「こんなの見たことない!」と、WABI SABIならではの発見を楽しむ来場者たち
技術に裏打ちされた日本のものづくりに直接触れる、貴重な機会
買い物だけじゃない!
「体験」を提供するワークショップ
来場者が日本文化を実際に体験することが出来るワークショップを開催するブースも。来場者にとって、出展アーティストと交流を深めるとともに、使われている技術についての理解も深めることのできる貴重な機会です。アーティストにとっては、商品の技術力の高さをアピールするチャンス。ワークショップは、販売のきっかけにもなっていました。
書道のワークショップで書いてもらったのは…「愛」。
自分の名前を、憧れの漢字で!
抹茶の試飲ブースも大人気。
会場が沸いた、熱狂した!
麗しのステージパフォーマンス
1年ぶりの、フランスのファンとの再会
ここでしか見られないパフォーマンスに、来場者も足を止めて見入ります
今回もWABI SABI、SAKURA、ICHIGOの各ステージでは、当法人がアサインする個性的で多彩なアーティストが数多く出演し、会場を大いに盛り上げてくれました。
▼WABI SABIステージ
パビリオン正面中央には、多彩なパフォーマンスが繰り広げられる「WABI SABIステージ」を設置。演奏、歌、殺陣、書道パフォーマンス、ライブペイントなど、オリジナリティあふれる演目が、会場を盛り上げました。多くの来場者が足を止め、あるいは正面に陣取り、食い入るように観ている光景が印象的でした。感情表現豊かなフランス人。リズムに合わせて拍手をするなど、ステージと観客が作り出す和やかな雰囲気に、パビリオンが一体化しました。
盛り上がる三味線などの和楽器のステージ
視覚だけでなく嗅覚も刺激する、あまーいシュガーアートに注目
「挑戦」の文字を体現するアーティストに、観る人の心も動かされます
神秘的な雰囲気の漂うパフォーマンス
懐かしの「鍵盤ハーモニカ」が奏でるステージ!
▼SAKURAステージ
WABI SABIパビリオンのすぐ隣に位置するSAKURAステージでは、毎年様々なアーティストがそのパフォーマンスで来場者を魅了します。今年も和楽器、踊り、殺陣パフォーマンス、ご当地キャラクターショーといったバラエティ豊かなステージの数々が繰り広げられ、連日会場を大いに盛り上げました。最終日のファイナルステージでは、出演したアーティストが揃って壇上に上がり、盛大にイベントのフィナーレを飾りました。
アツいパフォーマンスに、会場も釘付け
圧巻の毛振りも披露
毎年恒例のステージには、常連ファンが駆け付けます
華やかな舞は、日本ならではの美しさ
伝統と現代、東洋と西洋をまたがる演目も
▼ICHIGOステージ
9,000人超を収容する一大ステージであるICHIGOステージ。ライティング、音響、スクリーンの力も総動員して、今年もバリエーション豊かなアーティストたちが満員の会場を湧き立たせました。その熱気は、ライブ会場ならではのもの。「日本熱」高まる会場の雰囲気を、さらに一段上へと押し上げます。
激しいアクションが映える一大ステージ
一流の音響と照明、そこは本格的なライブ会場
来年も、ここで会いましょう!
今年も発信!東京の伝統工芸品を世界へ
「東京手仕事」プロジェクトブース
昨年、このヨーロッパ最大のジャパンイベントで東京の伝統工芸品の魅力をPRした「東京手仕事」プロジェクト。東京都中小企業振興公社の支援のもと、今年も装い新たに全12事業者が出展しました。職人が1つ1つ手作りで仕上げていく名品は、どうしても量産品に比べて高価になります。ジャパンエキスポだからこそ出来るのは、製造工程の実演や使用実演を通して、技術力の高さ、オリジナリティ、商品の使い心地を知ってもらうこと。来場者は、そのクオリティの高さとストーリーに納得し、「ちょっと特別なアイテム」を選んでいきました。
伝統工芸品の一つ「木目込み人形」
細やかな気配りと手仕事が美しい「東京洋傘」
「最近フランスでは見られなくなった」という、職人による繊細な仕事に関心
細かな模様を染め上げる様子の実演も
実際に着てみてわかる、着物の魅力
多くのフォロワーを持つメディアも注目!
「見逃せない」と太鼓判
長年Japan Expoで伝統文化部門の核として唯一無二の存在感を放ってきたWABI SABIパビリオン。日本ファンが集う各種メディアでは、会期前から注目のコンテンツとして紹介されました。会期中には、複数のメディアがパビリオンを取材。会場での特別な体験を、フォロワーに向けて熱く語ってくださっています。
日本国内でも、「日経クロストレンド」がJapan Expoの発信力に注目。海外進出の第一歩として複数回にわたって特集しています。
▼Console Fun
https://consolefun.fr/actualites/detail/30085/30-06-2023-japan-expo-culture-traditionnelle-japonaise
▼Journal du Japon
https://www.journaldujapon.com/2023/08/17/japan-expo-2023-les-artisans-de-tokyo-a-decouvrir-wabi-sabi/
▼日経クロストレンド
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00867/?i_cid=nbpnxr_breadcrumb
▼La Croix
https://www.la-croix.com/Culture/Japan-Expo-2023-edition-tentaculaire-2023-07-13-1201275237
▼MANGA SANCTUARY
https://www.manga-sanctuary.com/news/41650/japan-expo-2023-le-compte-rendu.html
以上、「Japan Expo Paris2023-ジャパンエキスポ-」の様子をお伝えしてきましたが、この4日間の熱狂、情熱が、皆様の胸に少しでも届きましたでしょうか。
来年も、さらに新しい出会いと感動を求めて、私たちはフランスに向かいます。
A la prochaine fois(またね)!
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◎宛 先 : 一般社団法人 ジャパンプロモーション Japan Expo出展事務局 行
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◎メール : info@japanpromotion.org