デニム地の浴衣に袖を通しご満悦の様子(岡山県井原市)
書や水墨画、着物、扇子など定番の和アイテムがパビリオン内で絶対的な人気を獲得する一方、繊細な技術を活かした愛らしい動物モチーフのアイテムや、3Dプリンターで作られた兜など、伝統に新たな視点から取り組むことでその魅力を再発見しようと試みる革新的な作品も数多く登場。
フレッシュな感性に彩られた次世代の日本文化は、多くの来場者をあっと驚かせましました。
日本文化の新たな可能性
技巧を凝らした猫モチーフのアイテムはパリの女性たちからも大人気。
独特の色と光沢に包まれた日本を代表する焼物・瀬戸焼(愛知県瀬戸市)
伝統工芸・水引で作られた松竹梅(長野県飯田市)
日本ならではの優美さが宿る作品が多く出展されました。
日常に取り入れたい和のアイテムもたくさん。
各ブースで行われたワークショップにも人気が集中。
目の前で披露されるアーティストたちの職人技、ここでしか手に入らない逸品との出会いに大興奮の表情を浮かべる人々の姿が相次ぎました。
初挑戦の版画にぐっと集中!
来場者のリクエストに応え技を披露。笑顔が溢れます。
武将気分で弓矢体験!(栃木県大田原市)
美しい日本の書は世代を問わず大人気!
世界中の人々の生の声を聞きながら目の前でやり取りができるのもジャパンエキスポならでは。
昨年以上の活躍を見せたのが、地方自治体による出展ブース。今やその人気を世界レベルにまで押し上げた地域のご当地キャラクターたちによるステージは勿論、各都道府県ならではの魅力的な特産品にも熱い注目が集まりました。
熊本県のブースでは、昨年の熊本地震を受けフランスの子どもたちから被災者の皆様へと届けられた温かいメッセージや絵画を展示。感謝の想いが届けられました。
在仏日本大使の木寺昌人氏(中央)と、ジャパンエキスポ共同創設者のトマ・シルデ氏(右)。震災を乗り越え前進する熊本県にエールを送りました。
栃木県栃木市・とち介
福井県福井市・朝倉ゆめまる
ヨーロッパ初進出の唐津焼ブース(佐賀県唐津市)。
7日(金)には衆議院日仏友好議員連盟会長を務める石原伸晃経済再生担当大臣(当時)も来場。
くまモンと共にステージに上がり、日本とパリの文化交流について熱く言葉を述べました。
くまモンと並んで笑顔を見せる石原伸晃経済再生担当大臣(当時)。
登壇後にはWABI SABIも視察。岡山県井原市出展ブースの前では瀧本豊文市長との貴重な2ショットも。
石原氏のほかにも、9日(日)には自民党の後藤田正純議員がWABI SABIを訪問。
後藤田氏の地元である徳島県のブースや、徳島県出身のアーティストのブースを訪れ、激励しました。
地元・徳島県から世界に羽ばたくアーティストたちに熱いメッセージを贈った後藤田正純議員。
当日の熱狂ぶりについては後藤田氏のブログでも紹介されています。