イベント名:「Japan Expo Paris 2024」
会期:2024年7月11日(木)~14日(日)
会場:Paris Nord Villepinte
公式HP:https://www.japan-expo-france.jp/jp/
ジャパン・エキスポで最大のパビリオン「WABI SABI」の今年のテーマは「藍」。
テーマカラーで装飾されたパビリオンには、昨年の10万3000人を上回り最高記録となる11万300人の来場者がつめかけ、多種多様な日本のアート、工芸品、パフォーマンスを楽しみました。4日間合計の売り上げも、昨年比150%を超える過去最高記録を更新! いかに日本文化が愛されているか、改めて実感する結果となりました。
それぞれのアーティストのブースでは、つまみ細工や水引、書道といった伝統的な分野から、フェイクフード、レジンアクセサリーといったモダンな、でもどこか日本らしいものまで、様々なアイテムを見つけることができます。老若男女、個性あふれる来場者に“刺さる”ものも人それぞれ。ブースでは「これ、大好き!」を伝えるべく、フランス語だけでなく、久しぶりに話す英語や、勉強中の日本語を駆使した、心の通うコミュニケーションが行われていました。
それぞれのブースから笑顔や笑い声が伝わってくる
フランスの日本ファンの知識の深さや好奇心の強さには、こちらが驚かされることもしばしば。作品の見た目の美しさだけでなく、その制作テクニックにも興味津々です。各ブースで行われたワークショップは、まさにその「やってみたい」を満たす格好のアクティビティ。作品制作をとおして、一人ひとりとの交流もさらに深まりました。
指先を使うワークショップに夢中!
パビリオン入口正面にある「WABI SABI ステージ」。ここでは連日、三味線や着物ダンスを始め、フランスで他では見られないオリジナリティあふれるパフォーマンスが繰り広げられ、ステージスケジュールを真っ先に受付でチェックして毎日通うファンの姿も。
他とは一線を画す雰囲気のWABI SABI パビリオンの注目度をさらに高めました。
WABI SABIステージ前に詰めかけた来場客
初日には下川眞樹太駐フランス日本国特命全権大使が視察に来られ、渡仏したアーティストに向けて、WABI SABIステージ上から日本文化の発信に関する激励の言葉を送られました。熊本県からは、フランスでも大人気のくまモンが来場! いつもと変わらぬキレのいいダンスを披露したほか、2025年大阪万博のアピールにやってきたミャクミャクともコラボレーション。ステージを盛り上げました。
WABI SABIステージからエールを送る下川大使
ここでは書ききれないくらい、一つひとつのブースでドラマが生まれた4日間。今後もこの熱気をSNSでお伝えしていきます。
また、さらに情報を盛り込んだPDF版の「開催レポート」を準備中!ご興味のある方は、「お問い合わせ」ページよりお問い合わせください。
来場客でにぎわうWABI SABIブース