ジャパンエキスポ「WABI-SABI」出展をご希望・ご検討中の方は、参考ポイント(推奨理由)としてご一読ください。
世界で行われている多くの展示会においては、まず日本やその商品に関心のあるお客様を見つけるところから始めなければなりませんが、ジャパンエキスポは海外の「日本ファン」に特化したフェスティバルです。
「日本文化や関連商品に興味のある人だけ」が「短期間で一挙に(25万人@4日間)」「買いたいものを探しに(平均予算22,230円:当法人調べ)」来場するのです。
これほど一挙にターゲットとなる客層が集まる場は、今日ほかにはありません。従来の売場や催事などでは感じたことがないほど、確かな反響を体験していただけるはずです。大多数が外国人である25万人の来場者全てが有力な見込み客であり、その好意的な反応には、過去参加した出展者様の多くから、予想を上回る驚きの声をいただいています。貴社商品の、世界での可能性を感動とともに実感してください。
美術品・工芸品などのプロダクトの魅力は、WEBやその他のメディア(映像媒体、紙媒体)でのプロモーションのみでは、その高い付加価値を伝えることは困難です。
その商品の持つ質感や温もり、生活の中での用途や作法、背景にあるつくり手のストーリーや世界観などが商品の重要な要素だからです。
こだわりを持って作られた実物を手にした来場者は、これらの付加価値を実感し、その商品のある生活をイメージし、つくり手の思いとともにその商品を自分の人生に取り入れていきます。それは高額なブランド品の購入現場にも似ています。海外への進出においては特にこの付加価値の提示と理解が欠かせません。
写真や映像などによる紹介ではなく、あくまでも実物を見て・触れてもらい、商品ストーリーを訴求することが肝要です。
これはもっとも重要な要素です。
海外進出のために展示会に出展し、最も得るべき成果は何でしょうか。それは「売れた!」「行ける!」という具体的な手応えです。
これらは、その市場の消費者(エンドユーザー)に直接販売する、すなわち「購入を選択してもらう」ことによって初めて得られる手応えです。
海外進出のために比較的多く選択されている「バイヤー向け」または「商談目的」の展示会では、この最も重要な要件が得られないケースが無数に存在します。もちろんそのような展示会には、日本に特化したものではない、商談には高度なスキルが必要とされる、予算の大小で展示会での存在感が全く違う、などの状況もありますが、最悪の結果として「感触がつかめなかった」「市場が見えなかった」という後日談も、非常に多く聞かれます。
バイヤーの先にあるのが市場であり、消費者こそがその市場です。ジャパンエキスポにおいては、好意的な見込み客だけが、捌き切れないほど来場するという好条件で、ダイレクトに消費者の声を聞きながら販売活動を行うことができます。
最も重要な要件である「どの商品が売れた/売れなかった」、「その市場で伸びる/伸びない」などのマーケティング結果を必ず得ることができます。
伝統文化パビリオンWABI-SABIは、出展内容や展示の演出などのコンサルティングサービスを通して、「ホンモノ」をコンセプトとした日本伝統の価値観・美意識をしっかりと伝える場とすることに、最大限の努力を続けてきました。
世界中の日本ファンの関心の核心は、これら日本独特の概念にあるからです。そして現在では、それらが体験できる希少な場として欧州のファンに認識されています。
WABI-SABIの来場者の2人に1人がリピーターであり、まだ規模の小さかった発足時(2011年)から毎年来場しているファンが10%もいます。展示・実演に際しては、つくり手や背景、商品の特性や用途を翻訳したパネルを制作するほか、出展者様と来場者が触れ合いやすい空間づくりなどにより、商品の魅力を余すところなく伝えることに注力しています。
WABI-SABIは5年間の活動により、初年度と比較して実施規模は14倍、来場者数は35倍の成長を遂げ、世界中の同様のジャパンフェスティバル主催者からも、多数のオファーを受けています。
今日、欧州の日本ファンや関係者の間で、WABI-SABIは一大ブランドとしてその名を確立し、巷に出回っているような日本製品の類似品(多くはアジア産)などとは、当然のことながら一線を画す評価を得ています。
物理的にも、WABI-SABIは独自の施工・装飾によって、他の区画と明確に仕切られ、独立した空間となっているため、そうした類似品や安価な模造品と混同されることはまずありません。
また、WABI-SABIの来場者の予算や年齢層においても、ジャパンエキスポの平均を大きく上回っています。
「ホンモノ」をホンモノとして「正当な価格」で販売し、機会損失を防ぐことにおいては、WABI-SABIが最適な場であると言えます。来場者の数・質ともに、WABI-SABIの区画外に独立したブースを構えた場合とは、比較にならないほどの効果が期待できます。
海外出展は、その経験により成果に差が出ることが多くあります。
通常、日本での出展と比べて必要な準備や予備知識も多く、独自に行う場合にはまさに未知の領域が存在します。また言語の壁は、出展そのものを断念せざるを得ないほど大きなものです。
WABI-SABIでは、全ての出展者様が初めての海外出展であることを前提とした運営やサポートを行っています。日・仏間の輸送や輸出入の手配、販売品の仏国での会計申告や納税、現地の通訳の配備、プロフィールから値札まで掲示する全ての情報の翻訳、渡航の手配まで、まさに初めてでも気軽に出展できるサポートを提供しています。
私たちが皆様にお願いしているのは、「出展の申し込みをする」「所定の用紙に必要事項を記入する」「私たちと一緒に展示商品を決める」「商品を当法人に送る」ことのみです。
当法人では、最大限のご成果のため、出展される皆様の現地渡航を強くおすすめしていますが、現地へ出張しなくとも出展は充分可能です。
現場では、百貨店の催事場の販売体制に近い人員配置を採用しています。多くのスタッフをパビリオン内に配備し、商品説明や販売を含め、あらゆる来場者対応を行います。