映画会社のデモンストレーション。
見るもの出会うもの、すべてがエネルギーに満ちあふれてダイナミック。10万平米を超える巨大な会場に、メディア・ライフスタイル・観光・科学・食品・エンタメ・アートなど、中国全土のありとあらゆる文化産業が網羅されています。
国の幹部をVIPに招いての一大博覧会ともあって、国際色の豊かさも特徴。海外からは40の国と地域が参加し、五大陸110社以上が出展しています。
上海の観光誘致ブース。
VR体験ブースにはつねに人だかりが。
色とりどりの磁器のタワーが圧巻。
鉄瓶や急須がずらり。茶文化の盛んさが窺える。
鉄道会社ブース。
ITブース。
ブライダルブース。
取材風景が至るところで見かけられる。
精華大学などの大学出版局ブース。最先端の知識の宝庫。
迫力満点のアートゾーン。
移動博物館。貴重な古美術品が展示されている。
まるで博物館の一室。
深圳宝安国際空港。この近代的なデザインは、イタリアの建築家マッシミリアーノ・フクサスによるもの。
深圳は、北京・広州・香港に次ぐ中国4番目の経済都市と言われています。
一人あたりのGDPは中国一。世界中で11億人が利用するSNS「WeChat」を提供する中国の大手IT企業テンセントが本社を置くほか、世界中の部品が揃うとされる巨大電気街に象徴されるように「中国のシリコンバレー」とも称され、著しい経済発展を遂げています。
巨大電気街「華強北」。
今回の中国(深圳)国際文化博覧会におけるCNP社深圳支部のマーケティングによると、日本の伝統的工芸品の強みについて、「日本にしかない技術」「デザイン性」「品質」が挙げられました。実際に露出の機会を戦略的に高めることで、ジャパンブランドへの需要も比例して増大するものと見られています。
また、中国人のネット購入率は、すでに店舗購入を上回っており、今後「舍下木棉」サイトは中国からアジアにおける日本の伝統的工芸品シェアのイニシアティブを執りたい構えです。
深圳テレビ番組で放映。
「舍下木棉」で南部鉄器の鉄瓶を購入した女性会社役員は、次のように語りました。
「中国では、鉄瓶といえば黒と決まっています。日本製品の場合、ピンクやブルー、グリーンなど、きれいなカラーバリエーションがあったり、形や柄もさまざま。たとえ高価であっても、気に入ったらぜひ手に入れたいと感じます。これは本当に大きな魅力です」。
こうした現地の声からも、伝統のなかで積み上げてきた技術のみにとどまらず、さらに創意工夫を凝らしていく日本の作り手の真摯な姿が見えてきます。
次回は8月23日(水)~24日(木)北京国際ブックフェア(NINF2017)、その後9月21日(木)~23日(土)上海Paper World(上海国際展示場)を巡回します。
定番の黒い鉄瓶だけでなく、若い人や女性の心をつかむカラー展開。
多くのバイヤーの関心を集めた江戸切子(商品右側)。
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