現代アート作家が集う世界屈指のアートフェア SCOPE MIAMI BEACH 2021がアメリカ・フロリダ州で開催されました。会場内には一般社団法人ジャパンプロモーションもブースを構え、竹内ロザン氏とMichiko Bokka氏、気鋭の日本人アーティスト御二方の作品を展示。合わせて30万ドル、日本円で3300万円分の作品が購入されました。
SCOPE MIAMI BEACH 2021は世界にその名を轟かせるアートフェアで、今回で20周年を迎えました。140の国と地域から現代アート作家が出展し、6日間の会期中に約10万人が訪れました。
マイアミは11月でも温暖で、そこに暮らす人たちは明るく、街はこのアートフェアを盛り上げようと活気に満ちていました。国内外からいわゆる富裕層の方々や若い人たちがSCOPE MIAMI BEACH 2021を目的にこの街を訪れているようでした。会場があるビーチでは、連日パーティを楽しむ若者の姿が見られました。
会場では、会期前の展示準備の時点からジャパンプロモーション・ブースの作品に興味を示す方や、作品について質問を投げかけてくるギャラリー関係者がいました。「気に入った作品があれば、価格にこだわらずすぐにも購入したい」とお考えの方が多くいらっしゃるようでした。
また、会場にはスポンサー提供のドリンクやノンアルコールカクテルを振る舞うスペースがあったり、プライベートジェット機の相談コーナーがあったりと、セレブなお客様向けのおもてなしが充実していました。いま話題のNFT(Non-Fungible Token)アートの展示スペースもあり、気鋭のアーティストが集うアートフェアらしい面も、しっかりとフォローされていました。
会期が始まると、まもなくプエルトリコに家を建てたというカップルがジャパンブースにお見えになり、その場で30万ドル(約3300万円)分の作品の購入を決められました。その後も、他の来場者から作品に関する問い合わせが相次ぎ、購入を検討いただいた方も多くいらっしゃいました。皆さんアートへの造詣が深く、「自宅でもアートを楽しみたい」という想いが伝わってくるようでした。
開放的な気候・場所で開催されることもあってか、会場は大きなパーティルームのような賑わいを見せ、来場者も出展者も心からSCOPE MIAMI BEACH 2021を楽しまれていました。
一般社団法人ジャパンプロモーションでは、今後もこうしたアーティストと来場者とをつなぐアートフェアに、積極的に参画してまいります。