アジアのアートハブ都市香港へ：Affordable Art Fair Hong Kong 2017 【5/19-21開催】

Follow me:

アフォーダブル・アートフェアホンコンアジアのアートハブ都市香港を舞台に

2017.3.2

アジアを代表するアート市場

世界における美術品の総売り上げの24％が中国と言われています。なかでも香港は、国際都市という利点から世界中から上質なアートが集まります。ここで紹介するAffordable Art Fair Hong Kong（アフォーダブル・アートフェアホンコン）は2013年に創設され、今勢いを増しているアートフェアです。2016年は、2万1,000人の来場者があり、日本円で約4億8,000万円の売り上げを記録しました。

2017年度は、以下のスケジュールにて開催されます。
出展に関するご相談・資料請求等、お気軽にお問合せください。

Affordable Art Fair Hong Kong 2017（アフォーダブル・アートフェアホンコン）
会期：2017年5月19日(金) 12:00~21:00
　　　 2017年5月20日(土) 11:00~19:00
　　　 2017年5月21日(日) 11:00~19:00
会場：香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター
Hong Kong Convention and Exhibition Centre
1 Expo Dr, Wan Chai
＞＞Affordable Art Fair Hong Kong 公式サイト

お問合せメールフォーム＞＞

政府もアーティスト支援に積極的

1997年の香港返還後、今や世界屈指のビジネス拠点となりました。スイスのシンクタンクが発表した「世界で最も競争力の高い国・地域」に2年連続で選ばれています。その経済力は、金融資産100万ドル以上の富裕世帯が約21万世帯とも。また、外国人訪問者数は年間2千6百万人と7年連続世界一となっています。国際都市として金融、IT関連産業だけでなく、政府もアジアのアートハブ都市を目指しアーティストの育成にも力を入れ、アートフェアや見本市が多数開催されていることで知られています。

世界各国主要都市に展開するアートフェア

img_2077_r

ロンドンのAffordable Art Fair（2016年）

Affordable Art Fairは、多くの人がアートをより身近に感じ、作品を通して生活に幸せを見つけるということをコンセプトに、1999年にイギリス・ロンドンでWill Ramsay氏が創設しました。Affordable（アフォーダブル）とは、「手に届く」「求めやすい」の意。一部の富裕層だけではなく、世界に広く可能性が開かれたアートフェアです。
発足時のロンドンにはじまり、現在ではニューヨーク、ミラノ、ハンブルク、ブリュッセル、ソウル、シンガポールなど各地で開催されています。合算すると日本円で400億円以上、作品数にして41万2,000点を超える作品が売買されています。

香港での開催模様（以下2点同）。

香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターが会場

1997年に香港返還式典が行われた会場。総工費6億2000万ドルが投入された当会場は、5つの展示ホール、2つの会議ホール、2つのワールドクラスの劇場、52の会議場などを有し、複合タイプの会議展覧施設としてはアジアで2番目の規模を誇ります。国際貿易港の香港らしく、展示会や見本市など年間を通じてさまざまなイベントが実施されています。