イベント名:第30回Manga Barcelona(マンガ・バルセロナ)
会期:2024年12月5日(木)~12月8日(日)
会場:Fira Gran Via
公式HP:https://www.manga-barcelona.com/
「Manga Barcelona」は名前の通り、漫画やアニメのコンテンツを中心に構成されたイベントです。その中に、初めての本格的な日本文化パビリオンとして登場した「NAGOMI(なごみ)」。一見、異質な存在ですが、ポップカルチャーが育んだ「ホンモノの日本」を求めるたくさんの日本ファンたちが「なんでこれまでこういうパビリオンがなかったのか不思議なくらい!」と連日、興奮とともに来場し、累計来場者数は2万6000人に上りました。
遠くからでも見つけられる、パビリオン「NAGOMI」
会場入り口のすぐ近くにあり、任天堂や日本の出版社など、多くの大型企業ブースと並んで展開されたパビリオン「NAGOMI」。例年、イベントに通う多くの人がすぐにこの新しい存在に気づき、そしてそのクオリティの高さ、ユニークさの虜になりました。
16ブースほどの、決して大きいとは言えないスペースにもかかわらず、「すべてが魅力的でここから出られない!」と嘆く人、「もうこれで最後にするんだ」と言いながら1日に何度も会計レジに来る人も。「他のブースとはクオリティが違う」「Manga Barcelonaの中で一番いい」と絶賛いただきました。
朝から晩まで多くの日本ファンでにぎわったパビリオン
スペインと聞くと陽気で明るいイメージを抱きますが、どちらかというとシャイだったり、物事を突き詰めていくのが好きだったりと、実は日本人に近い部分もあるというバルセロナの人たち。なんと、スペイン語でも「(お金を使いすぎて)明日からは白ご飯だわ」と言うようです! お城が人気だったり、男性もアクセサリーを着けていたりと、ヨーロッパの他のイベントとも“刺さる”ものが違いました。
そんな来場者の心を捉えたNAGOMIでは、「ムイビエン(とってもいい)」「カワイイ」とあちらこちらで声が上がり、「売り切れてしまって、夜な夜な追加制作しています」という、アーティストの嬉しい悲鳴も聞かれました。
普段は出合えない高品質な日本の商品に目を見張る人たち
NAGOMIとは別のホールに大小2つのステージがあり、日本からも大槻マキさんやPSYCHIC FEVERなど大物ゲストが登場。ジャパンプロモーションプロデュースの音楽やダンスパフォーマンスも来場者の心をがっしりと掴み、回を追うごとにどんどんと観客を増やして大きな盛り上がりを見せました。
ホールとホールを繋ぐ通路では、日本料理の試食付き講演会や、日本語を習ったり漫画の描き方を教わったりするワークショップも大人気で、大人から子どもまで様々な人が1日中、人によっては4日間ずっと、どっぷり漫画や日本の世界に浸ったイベントでした。
クールなダンスパフォーマンスに釘付け
この反応を受け、もちろん来年以降の出展についても計画中!
さらにパワーアップしたパビリオン「NAGOMI」をバルセロナの皆さまにお届けしたく、今から楽しみです。
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