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日台の絆をつむぐ2週間「JAPAN ART WEEK in Breeze」

2024.8.28
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目覚ましい経済発展に伴ってアートへの関心も高まる台湾。そんな台湾の文化発信の中心地、台北に位置する「微風廣場(Breeze Center/ブリーズセンター)」で約2週間にわたって行われる日本人アーティストグループ展、「JAPAN ART WEEK in Breeze」の開催が、近づいてきました!

イベント名:「JAPAN ART WEEK in Breeze」
会期:第1会期 2024年11月8日(金)~12日(火)
   第2会期 2024年11月15日(金)~19日(火)
会場:「微風廣場(Breeze Center)」
公式HP:https://www.breezecenter.com/

国内外を巡ったアートが、ふるさとのお隣、台湾へ

この11月、台北に集結するのは、日本をはじめアメリカ、ヨーロッパ、中東ーー世界各国で活躍する日本人アーティストたちです。国内外のアートシーンで注目を集める作家陣が、ついに隣国・台湾でも独自の感性を放ちます。
会場となるのは、台北の中でも話題性、先進性、客層のいずれでも圧倒的な存在感を誇る「微風廣場(Breeze Center/ブリーズセンター)」。買い物はもちろん、食事も映画も楽しめる大型複合施設の8階にある「Breeze MEGA Studio」です。

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伝統と現在が織りなす、日本のアート

2会期通算10日間で行われる今回のグループ展。1会期目は、個展のような雰囲気で5名の作家の作品をじっくりと紹介いたします。

油彩画家の金澤孝二氏は、日本画の雰囲気とシュルレアリスム的構成を持つ、緻密な油彩画を紹介。レジン作家・濵村裕二氏の、水辺そのものを切り取ってきたような透明感と深みのある作品もお楽しみいただけます。共通する文字を使う私たちならではの芸術、書道からは、soyamax氏が手掛ける、伝統とコンテンポラリーが並存する力強い作品が登場。建築資材であるモルタルをジャパン・ブルー(藍色)に染めた作品を発表するのは、建設業に長年従事してきた経験を持つ作家・喜田智彦氏です。社会支援事業として「バディアート」活動を展開するmikadotto×BuddyArt.Project.®︎の、カラフルでポップなペインティングも見逃せません。

Breeze1会期目に出展する代表的な作家の作品。金澤孝二氏、濵村裕二氏、soyamax氏、喜田智彦氏、mikadotto×BuddyArt.Project.®︎らの作品。

左から金澤孝二氏作品、濵村裕二氏作品、soyamax氏、喜田智彦氏作品、mikadotto×BuddyArt.Project.®︎作品

さまざまな表現を楽しむ2会期目

2会期目にはがらっと雰囲気を変え、約30名の作家による百花繚乱のグループ展を展開いたします。
生け花に使われた花を炭化し、繭と共にモノクロームの作品として蘇らせる大川春雪氏、桜や紅葉が生み出す夢とも現実ともつかぬ神秘的な風景写真で知られるKAZZ Morishita氏など、日本らしい要素が詰まった作品もあれば、Sayuri氏の描く物語性の高い詩的な油彩画から、どこかおかしみのある表情が魅力の小島実氏の不思議なガラスの生き物たちなど、普遍的で現代的な作品まで幅広く紹介。多種多様な日本の現代アートに触れることが出来ます。

Breezeの2会期目に出展する代表的な作家の作品。大川春雪氏、KAZZ Morishita氏、Sayuri氏、小島実氏らの作品。

左から大川春雪氏作品、KAZZ Morishita氏作品、Sayuri氏作品、小島実氏作品

同館5Fでポップアップストアも展開

アートをより身近に感じてもらおうと、会期中、出展アーティストが手掛けるグッズを微風広場5Fの紀伊国屋書店にて特別に販売いたします。どれもがアーティストがデザインした特別な一点です。お気に入りの作家の世界観に浸りたい方には、こちらも絶対に見逃せません!

ポップアップ会場となる、Breeze5階の紀伊国屋書店の店頭。本だけでなく関連雑貨が並んでいる。

ポップアップショップを展開する、Breeze5Fの紀伊国屋書店

これまでも長年友好的な関係を築いてきた、日本と台湾。今回の企画展では、収益の一部を花蓮地震の義援金として寄付いたします。
多様なジャパニーズアートを懸け橋に、台湾の人々に日本の新たな側面を見つけてもらいたいという願いを込めて。11月、美麗島(フォルモサ)に上陸します。

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