個展会期中の上野の森美術館 外観
大好評のうちに幕を閉じた前期に引き続き、後期も話題のアーティスト1名、アートチーム1組の個展が同時開催されました。会期3日間で3,000人を越える来場者が訪れ、弊法人が過去に手掛けた国内外の個展の中で群を抜く動員数を記録しました。
入り口にはメインビジュアルを使用した大型パネルを掲示
1階ではアーティスト・羽下昌方氏による、不思議な生命のシンボルの数々を紙の上に散りばめた絵画作品を紹介。陶芸家、画家として活動する羽下氏は、ペンと紙というシンプルな画材を用い、自身の深い思考からつむぎ出されたイマジネーションによって、人間のあるべき姿を追究します。
生命観や霊的世界、宇宙のあらましを表現した羽下氏の作品は、世代・国籍を問わず訪れた多くの人々を深く魅了しました。
新作を中心にカラフルな作品が回廊を飾った
大型の作品が数点展示され見ごたえある展示空間を演出
作品に近付きじっくりと鑑賞する人の姿が目立った
・独創的な作風、そしてダイナミックでありながら繊細なモチーフに魅了されました。
・入場無料で素敵な作品と出会えてよかったです。『個性を生かす』は心に響いて何ともいえない気持ちになりましたふらっと来て立ち寄りました。私も絵を描くのでインスピレーションを受けました。
・羽下先生のエネルギーと発想力に驚かされました。頭の中を覗いてみたいと思わせる作品ばかりでした。
・摩訶不思議な世界に引き込まれました。色使いは伝統的な日本の色だと感じました。
・とても好きな作風でした! 日本画の方かと思ったら、陶芸をやられていたと知り驚きました。
・脳内がかき乱される感覚がして、見ていて興奮しました。今後の活動を楽しみにしています。
・『生死去来(宙の華)』は何か自分の心にぐっと来るものがありました。
・色使い、モチーフ、テーマすべてに感動しました!
・かつてない個性的な表現に心が揺さぶられました。作品タイトルも斬新!
・『私は私であり私ではない』、『奇妙な錯覚』など、それぞれ違った雰囲気がありながらも、心のありようを感じました。
来場した友人に羽下氏自ら作品の解説を行う場面も
アンケートには羽下氏の作品や人柄に対する温かなメッセージが多く寄せられた
展示の世界観を表したビジュアルパネルが入り口を彩る
2階では、大型フェスでのステージパフォーマンスや空間演出、ファッション・プロダクトデザインなど、多様なジャンルにおいて国内外で活躍する和のアートチーム、“KIRIE”プロデュースによるインスタレーション展が開催されました。
本展は、世界を舞台に活躍する女性アーティストが集い、浮世絵の美人画をモチーフに「女性の内面(Nature of Women)」をさまざまな手法によって表現しました。京都の古典文様のボディペインティングが施されたダンサーたちが生演奏にあわせて舞い踊るステージと、結び師とポールダンサーのコラボレーションによる組紐インスタレーションが披露され、各回ともに満員御礼を記録しました。
書家 美帆氏による恋文をテーマにした書と浮世絵を融合した展示作品
暗室では春画と蝋作家 平山りえ氏によるキャンドル作品が展示された
『霧絵』を施されたダンサーたちがコンテンポラリーダンスを披露した
結び師の吉井だりあ氏が手掛けた舞台上をポールダンサーのKozue氏が舞う
展示の様子をまとめた動画が制作され、Youtube上で公開されています。
再生し、パフォーマンスの臨場感をぜひご体験ください!
絵、書、造形、身体表現を織り交ぜ、KIRIE独自の艶やかで美しい世界観を作り上げた本展は、多くの来場者に新鮮な感動と忘れ難いアート体験をもたらしました。
いよいよ来年に迫った東京オリンピックに向け、国際的な注目がますます高まる日本。ジャパンプロモーションでは、日本人アーティストの皆様の国内外さまざまな場でのご活躍を力強くサポートすべく、企画から運営、制作、PR業務まで、幅広い取り組みを続けてまいります。
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