店舗名:「Maison Wa」(メゾンワ)/8 bis rue Villedo 75001 Paris FRANCE
「Maison Wa Sainte Anne」(メゾンワサンタン)/12 Rue Sainte Anne 75001 Paris FRANCE
公式HP:https://www.maisonwa.com
パリ市は中心部の1区からスタートし、カタツムリの渦のように円を描きながら20区まで分けられている丸い都市。
歴史的建造物も多い1区で、オペラ座やルーブル美術館から徒歩5分程度の距離にある「Maison Wa」が、今回の委託販売の舞台です。店舗は全面ガラス張りで見通しがよく、外からでも店内の様子がよくうかがえます。
全面ガラス張りで外からでも店内の様子が見える
開業は2015年。以来、日本の伝統とモダンデザインを融合させた高品質な製品を取り扱っています。食器、風呂敷、和服、和風アクセサリー、小物、バッグ、文具、伝統工芸品……。158平方メートル強の店舗に並ぶ日本製の生活雑貨が、通りを歩く感度の高いパリジャン・パリジェンヌをはじめ、世界中から集まるクリエーター、文化的・知的な関心の高い層を刺激します。
また、周囲には近年若年層を中心に人気を集める日本食レストランや日本関連の店も多く、現地はもとより各国のバイヤーや流通関係者が、日本の工芸品や情報収集のために訪れることも特徴のひとつです。
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メゾンワの店内は、ディスプレイにもこだわりが
これまで同店では独自に商品を仕入れる他、欧州市場展開に向けた市場調査の舞台として、多くのアーティストや企業、自治体をサポートしてきました。古き良き日本を感じさせながらも、現代の生活にも馴染むアイテムが揃います。
例えば陶芸ギャラリーは、ワイングラスをかたどった陶器製の酒杯。アクセサリー作家は、日本製のビーズを使用したブレスレットを。水引のデザインユニットは、水引で作った箸置きと箸のセットを販売しました。
企業の実績も多くあります。アクセサリーメーカーは、パリのセレクトショップから累計1500個を受注。手ぬぐいメーカーは現地企業からクリスマス用のノベルティグッズとして3000枚を受注。リサイクル着物を扱う企業は固定ファンが付き、店頭でストールなど約300枚を販売しました。また、青森、秋田、京都、山梨、岐阜、福井、佐賀などの自治体もテストマーケティングを実施しています。
伝統的な日本の模様やデザインを生かしながら、現代の生活にも馴染むアイテムばかり
「Maison Wa」は約10年間、日本製品の販売やテストマーケティングイベントを行っており、現地の文化や市場、来店客のニーズを熟知しています。そのノウハウを生かしながら商品を効果的にPRし、展示販売しているのです。悩ましい海外展開を前に、実際の販売をとおして商品に対するリアルな意見を獲得できます。また、国際物流の煩雑な手続きをはじめ、さまざまな提案や販売促進といった多方面におけるサポートがあるため、ユーザーは制作など本来の業務に集中できます。
また「Maison Wa」から徒歩1分の距離には、姉妹店の「Maison Wa Sainte Anne」があります。こちらでも伝統工芸品や日用雑貨などさまざまな日本製品を扱っており、委託販売はいずれかの店舗で実施します。
ご興味をお持ちの方は、お問い合わせからぜひ一度ご相談ください。
姉妹店「Maison Wa Sainte Anne」のディスプレイ例