ジャパンエキスポ「WABI SABI」   フランス・パリを基点に日本文化を世界へ

\ジャパンエキスポ/ステージ出演者勢ぞろい豪華謝恩会レポート!

2025.1.28
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シャンデリアの光が美しいレストランの店内に、謝恩会のポスターが貼ってある様子

冷たい空気にイルミネーションが輝く12月。東京都港区の地下にあるレストランで開かれたパーティーに、華やかなオーラをまとった人々、それに多くの外国人が集まりました。それもそのはず、この夜はJapan Expo主催者による謝恩会で、いつもはステージで会場を盛り上げている演者の方々がゲストとして集結していたのでした。弊法人も重要なパートナーとしてお招きいただいたこの特別な夜の様子をシェアします!

ステージ出演者・関係者ばかりが集まった理由

18時の開場とともに、QRコードの付いた招待状を持つ人たちが続々と入場してきました。「はじめまして」「ボンソワール(こんばんは)」などの明るい挨拶と同時に配られたのは、「Road to Japan Expo 25」と書かれたピンバッジです。25周年となる来年に向けて、早くも主催者の意気込みの強さを感じます!

ジャパンエキスポのロゴが筋斗雲に乗っているイラストのピンバッジ

パーティーの参加者と関係者に配られたピンバッジ

シャンデリアがきらめく広い空間では、いつもはステージで力強いロックを披露しているバンド「AKARA」がスローな曲を演奏。「会場が暖まるまで」と言いながら、贅沢にも生BGMとしてパフォーマンスしていました。
BGMとしてスローな曲を演奏するバンド「AKARA」

BGMとして生演奏を披露する「AKARA」

ジャパンエキスポ主催者の思い

ジャパンエキスポパリは2024年の開催で23回目を迎えましたが、今回のようなパーティーをいつも開いているわけではありません。同イベントの創設者のひとり、ジャン=フランソワ・デュフール氏に話を聞きました。
「イベントはこれだけ回を重ねてきましたが、ステージ出演者の皆さんと会うことはなかなか難しいです。感謝の言葉も言えないので、今回のような機会を設けました。日本の方々の演奏や芸はバラエティーが豊かで、会場に来るお客さんの反応も大きいです。その人気がうれしい。
パビリオン『WABI SABI』にも驚いています。とても綺麗で日本のエッセンスが凝縮されています。作品について話を聞くと、とてもシンプルな素材であることがわかります。お金をかけるのではなくイマジネーションで世界を作り上げるスキルがすごいです」

この先のジャパンエキスポはどのような展開を迎えるのでしょうか。
「今までと同じもので喜ぶ日本ファンは25万人います。でも、そのファンと出展ブースを守りながら、クオリティーを上げていかなくてはいけない。新しいものを取り入れると、ファンは増えるのかその逆なのか、バランスが難しいです。ゲームに武術に文化。出展者のみなさんもお客さんも、みんな忙しくなりすぎちゃうのも困るしね(笑)。それでも私たちはチャレンジします。この先のジャパンエキスポも楽しみにしていてください」

【パビリオン「WABI SABI」について詳細はこちら】
販売新記録樹立!JAPAN EXPO Paris 2024速報

ジャパンエキスポ創設者の、ジャン=フランソワ・デュフール氏(右)とトマ・シルデ氏

ジャパンエキスポ創設者の、ジャン=フランソワ・デュフール氏(右)と、トマ・シルデ氏

ジャパンエキスポと「WABI SABI」のつながり

「WABI SABI」は、ジャパンエキスポパリ唯一の公式日本伝統文化パビリオンで、弊法人がプロデュースしています。2024年の同イベントでは、1500㎡のスペースに100名を超えるアーティストがブースを出展。WABI SABIだけで、4日間で延べ11万300人が来場しました。
同イベントの広大な会場には大小複数のステージがあり、人気の声優やミュージシャンが登場することも見どころのひとつ。弊法人では、一部のパフォーマーのアサインも担っています。
謝恩会の会場を見回すと……弊法人とゆかりの深い出演者も来ていました。この機を利用して、計5組のパフォーマーにジャパンエキスポの感想を聞きましたよ!

初めて知るステージ出演者の思い 

久野藍/歌手】
公式HP:AI HISANO
インスタグラム:@aia69
ジャパンエキスポの参加は、最初は不安でした。でも行ってみるとSNSにコメントしてくれたり熱いメッセージをくれたりして、フォロワーが増えました。「前からフォローしてたよ」とか「待ってたよ」と言ってくれる人たちもいて、今はほかのイベントに出ても反応があって、それはジャパンエキスポに出た影響だと思っています。お客さんに「来年も出てね」と言ってもらえてうれしかったです。

フランスのみなさんにメッセージ:次回はバージョンアップ、レベルアップした自分を見てもらいたいと思っています!
ステージで歌っている久野藍氏

waccha/響導師、和風ボイスパーカッショニスト】
公式HP:響導師 和茶 -Waccha-Official Website
インスタグラム:@waccha_samurai.beat
2024年で9回出演したことになります。海外に出るきっかけがジャパンエキスポでした。最初はチームだったんですが途中からソロになり、行くたびにステージが大きくなっていきました。同時にお客さんの認識も強くなって「ソロでもあんなにお客さんが集まるんだ!」と思いました。ほかのどのイベントよりも思い入れが強いです。少し前にけがをしたのですが、ジャパンエキスポに合わせて治療しました(笑)。
「waccha」を確立するために日々努力しています。

フランスのみなさんにメッセージ:見たこともない作品を見に来てください。そして体感してください!
ボイスパーカッションをしているwaccha氏

刀屋壱/侍・忍者パフォーマンスチーム】
公式HP:ICHIMILE
インスタグラム:@katanayaichi
僕らはヨーロッパの4~5カ国を、30~40日かけてツアーで回ります。ジャパンエキスポは“サムライコンテンツ”が好きな人が多くて、どこよりもお客さんの目が肥えているイベントです。反応が厳しい。だからこそ、熱い拍手、心からの拍手がもらえるとうれしいんですよね。お客さんの中にはリピーターもいます。イベントに出演するほかのアーティストのレベルも高いので、いい刺激になります。

フランスのみなさんにメッセージ:今後も感情の違いや、ささいな表現までも見てとれるようなパフォーマンスをします!
侍・忍者パフォーマンスチーム「刀屋壱」がステージ上で叫んでいる様子

Kimono Dance Project/着物×ダンス集団】
公式HP:KIMONO×DANCE PROJECT
インスタグラム:@kimono_dance_project
チーム結成4年目にして、初めて海外でパフォーマンスしたのが2024年のジャパンエキスポでした。尋常じゃないぐらい盛り上がって、日本文化に対してこんなにも熱い人たちがいるんだと驚きました。そこから海外での出演の話が増えていったのも印象的です。
次回はアニソンや日本文化を生かしつつ、違うメンバーや違うジャンルを取り入れようと考えているので、また違ったステージになると思います。

フランスのみなさんにメッセージ:クオリティーを上げたパフォーマンスを皆さんに届けるのが楽しみです。
多くのメンバーでパフォーマンスをしている「KIMONO DANCE PROJECT」

寶船/NEO阿波踊り集団】
公式HP:寶船
インスタグラム:@takarabune_official
ジャパンエキスポは、僕ら寶船にとって特別な場所です。
最初に世界に出て行こうと決めたとき、右も左もわからない中で、足が震えながら臨んだパリのステージ。そのときの観客の皆さんの熱狂は、今でも忘れられません。あの瞬間があったからこそ、僕らは活動を続けてこられました。

フランスのみなさんにメッセージ:またジャパンエキスポで、皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
ステージの上で決めのポーズをしている、NEO阿波踊り集団「宝船」のメンバーたち

ジャパンエキスポ25周年への歩み

会場ではその後も歓談が続き、出演者同士での交流も話が盛り上がっていたようです。
途中、レストランの白壁をスクリーンに、ジャパンエキスポのこれまでの歩みが動画になって映し出されました。会場じゅうの人が釘付けです。スクリーンに映る人と、それを見ている人が同一人物。その光景を横から見ているのはなんとも不思議な気持ちです。誰もが笑顔の時間でした。今年はもちろん、来年は25周年を迎えるジャパンエキスポパリ。今後も楽しみですね。

会場であるレストラン店内が多くの人でごった返している

大賑わいのレストラン会場

【ジャパンエキスポパリの様子はこちらでも】
(動画)https://www.youtube.com/@wabisabixjapanexpo7930

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