世界一アツい日本文化イベントが今年も真夏のパリで開催
7月6日(木)~9日(日)、フランス・パリ北部に位置するノール・ヴィルパント展示会場にて、「第18回ジャパンエキスポ・パリ」が開催されました。
世界最大規模の日本文化イベントとして知られるジャパンエキスポには、今年もフランスを中心にヨーロッパ全土から老若男女問わず多くの日本ファンが足を運び、12万5,000平米にも及ぶ広大な会場全体を熱く盛り上げました。


この日を待ちに待った日本ファンが世界各地から続々と集結
世界中に熱狂的なファンを持つ日本の漫画「鋼の錬金術師」の実写映画公開を間近に控え、現地入りした俳優たちが見守るなか約5分間の映像が世界初公開されたほか、日本の最新テクノロジーを体感できるアーケードゲームのブースや、日本を代表するアイドルやアーティストのステージにもファンが殺到しました。


今話題のイケメン女子グループ・THE HOOPERSと高知県須崎市のご当地キャラクター・しんじょう君。
最新の流行を徹底して網羅したコンテンツ力の高さに、運営チームの本気が伺えます。

その一方で、日本の伝統的な世界観やアイテム、着こなしに注目する人々の数も例年以上。
浴衣の着付けブースには連日長蛇の列が出来ていました。
多様性に富んだ出展ブースやステージプログラムを楽しむ合間には、「おにぎり」や「たこ焼き」といった、日本独自のファーストフードを楽しむ来場者の姿も多く見られました。
今年で7年目のWABI SABI、テーマは「道」

ジャパンプロモーションでは、今年で7年目を迎えた伝統・地域文化パビリオン「WABI SABI」をプロデュースし、伝統技術を活かした美術工芸品の展示販売や、地方自治体の取組み紹介、日本文化の生の魅力に触れられる華やかなステージの運営を行いました。
2017年のWABI SABIのテーマは「道」。書道や茶道、華道、剣道といった「己の道を究める」という日本人ならではの精神性にスポットを当て、アーティストそれぞれが自分自身と向き合い追求してきた巧みな表現技法や熱い魂ほとばしるパフォーマンスを、会場を訪れた多くの日本ファンに向けて力強くアピールしました。


パビリオンの外壁では、日本ならではの妖艶な美を感じさせる赤と黒を基調とした和傘や格子のモチーフが大胆にあしらわれた装飾が存在感を示し、行き交う人々の視線を集めました。

